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子どもが楽しく遊びながら学べる

知育玩具にはキャラクターを起用していない商品もありますが、キャラクターが使われている商品も数多く存在します。キャラクターの起用は知育玩具にどんな違いをもたらすのでしょうか。これまで数多くの知育玩具の監修をしてきた無藤隆先生(白梅学園大学 名誉教授)について解説してもらいました。

知育玩具にキャラクターが起用されるポイント

①子どもの興味関心を惹き導入のきっかけづくりに最適
②2~3歳児とってキャラクターは登場人物の区別がつきやすい
③親子で楽しめるキャラクターの知育玩具を選ぶ

2~3歳児にとってキャラクターは登場人物の区別がつきやすい

2~3歳児にも人気のミッキーマウスも登場し、3種類のカードで絵合わせを楽しめる

「Disney Tinker Kid おぼえて!メモリーゲーム」

「知育玩具にキャラクターを起用することには良し悪しがあります。まずいい点を申し上げますと、知育玩具にあまり積極的に向かわない子でも、キャラクターがいることで興味を持ちますので、導入としてすごくいいです」

 

また、導入のきっかけになるだけでなく、遊び始めてからもキャラクターの存在が子どもたちの理解を深めてくれる効果もあるとのことです。

 

「一般的な絵本の登場人物を思い浮かべていただくとわかりやすいかもしれませんが、2~3歳向けの絵本ではクマやウサギなど種類の異なる動物が多く登場しますよね。そして動物が人間のようにしゃべったりします。その理由は、造形的に子どもが区別しやすいからなんですね」

 

実は2~3歳の子どもにとっては、人間よりも動物のほうが区別がつきやすいと、無藤先生は言います。人間が何人か出てきて、髪型や服装の違いでAちゃん、Bちゃん、Cちゃんと描き分けたとしても、子どもからすると同じ人間と認識してしまい区別がつきません。

 

「髪型や服装が違ったとしても、子どもからすると同じ人間に見えてしまいます。その点、クマやウサギであれば、ページをめくってもクマはクマで、ウサギはウサギですから、一目瞭然です」

 

絵本にリアルな人間が出てくるのはだいたい4~5歳向けです。その時期になると現実の世界で友だちの特徴を細かく見分けることができるようになります。

なぜ、幼児はぬいぐるみショーを本気で怖がるのか?

幼児期の区別する能力の違いがわかる例として、絵本以外にも次のようなシーンがあります。

 

「遊園地では、ぬいぐるみショーみたいなのをやったりしますよね。ああいうのを見ていると、3歳くらいの子はけっこう本気で怖がるんですよ。でも、4歳くらいになると、『本当はどうなっているの?』と、中をのぞき込んだり、わざとたたいたりします。そして5歳くらいになれば、あれは中に人が入ってやっているんだよ』ということが客観的に理解できるようになり、子どもたちもフィクションとして楽しむようになるわけです。そして小学生になると、『人が入っていることはわかっているから、そんなのは見なくてもいいよ』という反応になります」

 

子どもはある程度の年齢になるまで、フィクションの世界も現実として認識しています。5歳くらいになると、フィクションと現実の違いがわかるようになってきます。

 

「たとえば『北風と太陽』という童話がありますけど、5歳くらい子であればファンタジーとして受け止めます。子ども自身はファンタジーという言葉は知らなくても、楽しい話として理解しているんですね。3歳と5歳では、そこに顕著な発達の差があります」

 

絵本と違って知育玩具は、それぞれの発達段階で遊び方や楽しみ方が変わってきます。動物的なキャラクターと人間的なキャラクターが一緒に出てくれば、幅広い年齢にも対応できます。

キャラクター系の知育玩具の意外な落とし穴とは⁉

一方で、キャラクターが登場する知育玩具を選ぶときに気を付けたほうがいいこともあります。

 

「キャラクターの個性が強いと、子どもがキャラクターへの興味だけで知育玩具を選んでしまう可能性があります。知育玩具のパッケージに出ているキャラクターを見て、『かわいい!』とか『好き!』という理由だけで購入しても、発達段階に適していないものだと、結局はあまり遊ばないということも。子どもをおもちゃ売場に連れて行って知育玩具を選ばせるのではなく、保護者が子どもの成長を見てしっかりと選ぶことをおすすめします」

ディズニーキャラクターは親子が知っているからこそ知育玩具に最適!

保護者と子どもに人気のキャラクターが多数出てくる

「Disney Tinker Kid かずのきほん バランスシーソー」は、

家族で楽しみながら学びを深められる

知育玩具は子どもが自分で選ぶおもちゃではなく、保護者が子どもの成長を願って選ぶおもちゃです。キャラクターを起用した知育玩具を選ぶ場合は、そのキャラクターに保護者が「親しみ」を感じ、子ども自身も興味を持っているというて点に気を付けて選びましょう。

 

そういった意味では、ディズニーキャラクターは知育玩具に最適です。ディズニーの代表的なキャラクターであるミッキーマウスは1928年にアメリカで誕生し、90年以上の歴史を誇る世界で最も有名なキャラクターです。子どもと親だけでなく、祖父母の世代も知っています。

 

また、ディズニーキャラクターの魅力はミッキーマウス以外にも顔と名前が一致するキャラクターがたくさんいることです。「ミッキー&フレンズ」に登場するミニーマウスやドナルドダックはおなじみのキャラクターですし、「くまのプーさん」の主人公プーも知らない人はいません。

 

さらに、昔からの作品のキャラクターだけでなく、新しい作品やキャラクターも次々と誕生しています。「ディズニープリンセス」、「ファインディング・ドリー」、「カーズ/クロスロード」、「トイ・ストーリー」などの作品に登場するキャラクターたちも、見たことはあるという方は多いでしょう。

 

子どもは自分が知っているキャラクターを見ると興味を持ちますが、一方で飽きやすい部分もあります。そういった意味では、長く使ってほしい知育玩具には、知っているキャラクターと知らないキャラクターが適度に含まれているほうが、子どもの興味が長続きします。

 

「Disney MAGIC LEARNING TOY COLLECTION」は、~学びを遊ぶ魔法~をコンセプトに、さまざまな好奇心のきっかけを子どもたちに提供し、主体的な遊びを通じて多くのことを身につけることができるディズニーキャラクターの玩具シリーズです。

 

そのラインナップのひとつである「Disney Tinker Kids」は、遊びの中で感じた“ワクワクした気持ち”を通じて、“お子さまたちの未来へつながる魔法を届けたい”という想いが詰まっている学研のディズニー知育玩具のシリーズです。監修を手掛けた無藤隆先生は次のようなコメントを寄せています。

 

「このディズニーキャラクターによる知育玩具は小さな子どもが楽しんで遊びながら、少しずつ飽きずに、文字、数、形や分類などについて学んでいけるようにしたものです。何より子どもたちの好きなキャラクターが出てくるので、すぐに興味を持ちますし、飽きずにいつまでも使い続けるでしょう。キャラクターも豊富です。いろいろな組み合わせができて、見立てやごっこ遊びをしたり、ストーリーを作ったりもしやすくなっています」

© Disney
© Disney. Based on the “Winnie the Pooh” works by A.A. Milne and E.H. Shepard.
© Disney/Pixar

監修者プロフィール

無藤 隆 先生
白梅学園大学 名誉教授

東京大学大学院教育学研究科修了。お茶の水女子大学生活科学部教授などを経て、2004年、白梅学園短期大学学長に就任、翌年より2007年まで同大学学長を務める。2017年より現職。教育学のなかでも保育関連や心理学系統を専門とし、保育・幼児教育に関する政府審議会・調査研究会などの座長として公的活動にも尽力する。

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